07/04/15 須坂から菅平と鳥居峠越え

2018年3月21日サイクリング

北須坂-臥龍公園-仙仁-大笹街道-菅平-鳥居峠-田代-万座・鹿沢口駅 53km
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長野帰省ツーリングの2日目。須坂から大笹街道で菅平へ上り、鳥居峠を越えて群馬県、吾妻線の万座鹿沢口駅まで走った。
計画の時には、土曜日にこの逆コースで実家へ帰ろうと思ったのだが、週間天気予報では天気が悪かったことと、土曜の朝早くに出発しなくてはならないので、予定を変更した。2日目も野尻湖周辺へ往復しようと考えていたが、臥龍公園の満開の桜を見に行くとすると方向が違う。それならばと臥龍公園からそのまま米子へ上っていって菅平へ行ってしまえとなった。標高350mから1,400mまでの標高差1,000m超の厳しいコースとなる。
9時に実家を出発。須坂市街を抜けて、日本の桜百選の臥龍公園へ。朝早くから花見やカンガルーのハッチで有名な須坂動物園目当ての観光客がたくさんいた。
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公園内から動物園の横を抜けて百々川の河川敷を上り、国道406号に入ると、ここからは扇状地形の延々と続く坂道となる。
途中で500mlのお茶を2本買っておいたが、コンビニがあったので水をもう一本買った。そして、何回か来たことがある日帰り温泉「湯っ蔵んど」を過ぎ仁礼地区へ。ここの国道脇の桜並木はまだつぼみでほんの1,2輪が花をつけているだけ、コンビニ手前の中学校で見かけた桜は五分咲きだったので標高が高くなるにつれて桜の咲き具合が全然違うことが良く分かる。
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標高680mの仙仁温泉。母の情報では「芸能人の隠れ宿」らしいが、ここを過ぎると人家がなくなり、森の中の一本道を進む。
それにしても道が立派。小学校、中学校の時のキャンプでバスで通ったときには、細い峠道が延々と続いていたと思ったが長野オリンピックの時に道が整備されたと思われる。
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谷間を直線的に上っていくと、遙か上にこれから向かう橋が見える。谷間ぎりぎりに上ると大きなカーブで方向を変えて斜面を上る道となる。
先ほど下から見上げた橋まで上ってきた。橋と言っても川を渡るわけではなく、急斜面でのカーブを緩やかにするために突き出た高速道路のような橋である。下を見ると目もくらむような高さだ。
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ここで標高は1,000m。大型車もたまに通るが登坂車線のある区間が多く、自転車で走るのには比較的安心な道だ。
尾根に出るとようやく菅平の縁となる先が見えてきた。高原大菅平入口、須坂仁礼柳清水を過ぎ、道脇に笹が群生してくると、前方にスキー場が現れる。
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スキー場下、標高1300mにたどり着けばようやく厳しい上りが終わりになる。
菅平地区に入るがシーズンオフのためスキー場やホテルは夏のシーズンに向けていろいろと整備中の所が多い。
少し進んだところにあったレストランで昼食休憩。だいぶ厳しい上りだったのでゆっくりと休む。
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左右にスキー場が広がり、小学校の時の登山で上ったことがあるが、緩斜面が頂上まで続く根子岳が良く見える。西側は窪地でその先に見えるのが大松山スキー場。(写真でBD-1の後ろ)
菅平の中心街で上田方面分岐を長野原方面へ左に曲がりと、高原らしい道が続く。
菅平はラグビー合宿で有名。あちこちのラグビー用のグラウンドがある。
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畑に黒い動物がいた。牛か?馬か?とよく見てみるとカモシカだった。
景色の開けた静かで坂も少ない道、逆光で残念だけれど上田側の景観はいい。嬉しいことに大明神沢、中之沢など沢を渡るときは山側に迂回してあまり下らないルートになっている。
この付近が今日の最高地点、標高1,400mになる。標高差1,000m越えは富士山以外では初めてとなる。
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四阿山を見ながら150mほど下り、上田方面から上ってきた合流で150m鳥居峠まで上り返す。上り返しは足に堪える。
建物が見えると、まだ休業期間の峠の茶屋だった。そして最後の一漕ぎをすると鳥居峠に到着した。
標高1,362m。四阿山の登山道はここから始まっている。非常食のポテトチップの袋はパンパンに膨らんでいた。
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長野県から群馬県側に入る。群馬県側は緩やかな傾斜になっており、直線状の道が続く。右側には浅間山。裏側から見るのはたぶん初めてだと思う。
国道を離れて田代地区の道を下る。ルートに入れていた田代湖へ。分岐の標識も何もないので変だなと思っていたら、人工のダム湖で立ち入り禁止であった。
天気予報通りに曇ってきて、風が冷たくなってきた。
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吾妻線の終点大前駅に寄った後、万座・鹿沢口駅で今日の走行は終了。ここから特急草津で帰ることにする。
鳥居峠を越えた頃から、屋根に自転車を乗せた車数台とすれ違った。そして長野原草津口駅からも数台の自転車が載ってきたので何かあったのかなと思って調べたら「ツールド草津」が行われていたらしい。
お盆の帰省の時は草津温泉に泊まって渋峠越えでとも思っていたが、夏はちょっと厳しすぎるかな。
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