白河-棚倉-久慈川CR-矢祭山-大子-袋田-山方宿-瓜連-水戸
123km
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2/12(月) 晴れ
今回は福島県の白河から水戸に宿泊してつくば市まで2日間のツーリングである。
前日夕方に移動して新白河駅近くのホテルに宿まる。天気予報で雪が心配だったが、朝になってみると青空が広がっていて一安心。今日は長距離を走るので早めの7時に出発にした。
市街を抜けてR289に平行する直線道路を西に向かうと、日本最古の公園、南湖公園に着く。朝日に輝く湖には白鳥や鴨がのんびりと休んでいる。
南湖の北岸を回ってさらに西へ。空は晴れているが雪が舞っている。郊外に出てR289棚倉街道に合流して、しばらくは国道を走る。朝早いためか車の数もそれほど多くない。
下り基調の道なのですいすいと15km走ってきた。陽はだんだんと高くなっていくが、寒さは増しているように感じる。表郷の市街道の道では道路に薄氷が張っているのでゆっくりと慎重に進む。
表郷から国道に合流した場所にJR関東バス専用道路がある。このバス専用道路はかつての鉄道白棚線の線路跡を使用しており、新白河から数カ所にあって、文字道理バス専用で自転車や歩行者も通行できない。しかしこの区間は現在は使われていないとあったので、通れるようなら走ってみたいと思っていたが、入り口は封鎖されており、日当たりの少ない道ゆえ、さらに凍っていそうなので国道で行くことにした。
逆川の交差点を右折し、R289は南へ進路を変え、坂を下ると棚倉の街に入る。磐城棚倉駅、亀ヶ城公園を過ぎ、黒磯方面の道を下ると、工場のとなりに久慈川サイクリングロードのスタート地点がぽつんと現れた。
足先が冷たくなっていたので防寒対策をして、サイクリングロードをスタート、民家の裏を過ぎるとすぐ視界が開ける。サイクリングロードは穏やかに流れる久慈川に沿って、水郡線や一般道と時折交差し、数kmごとに休憩所が設置されている。
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10kmほど走り、いったんR118に出て「道の駅はなわ」へ。コンビニがある道の駅で便利だ。おにぎりと暖かい飲み物で一休み。
ここから先の久慈川サイクリングロードの後半は下りで追い風に押されて一気に走り、東館でR118にぶつかる所でサイクリングロード終点と思っていたが、国道沿いの歩道に標識は続いていた。矢祭山の手前、国道のトンネルを迂回する途中で自然に一般道になっていた。
矢祭山でつり橋と駅を見学。季節の良いときには行楽客で賑わうだろうが、今日は閑散として、店頭で鮎焼きのおじさんも暇そうにしている。
ちょっとした上りを越えると福島・茨城県境。茨城県の形をした大きな標識が出迎えてくれる。
国道から離れて下野宮駅、県道28号へと進み、久慈川の川幅が大きくなると大子の街に入っていく。
右岸から左岸に渡って「道の駅奥久慈だいご」に到着。まだ11時過ぎであるが、すでに60km以上走ったので、ここで昼食に。名物のしゃもカレーうどんとしゃもあんかけラーメンで冷え切った体を温めた。
さて、今日の後半戦に突入。R118を進むと、すぐに「袋田の滝」の案内が出てくるが、寄り道すると上りでだいぶ掛かってしまうのでパス。川側に下って袋田駅を抜けて、地図に出ていない新しい橋を渡るとR118に戻る。
ここから久慈川は左右に大きく蛇行しながら渓谷の中に入ってゆく。R118は交通量がだいぶ増えてきたが片側に歩道が続く。上小川の街に迂回し、上小川駅を過ぎて、国道と交差した旧道をまっすぐ進んだが、通行止だったので国道に戻って橋を渡る。
朝からずいぶんと南へ下がってきたこともあるが、だいぶ暖かくなってきた。
採石の積み出し駅である西金駅は、踏切から眺めると広大な構内と背後の山とが重なり、いい撮影場所になっていそうだ。
水郡線沿いの旧道を進むと砂利道となり、寂しげな道で対岸の国道を見下ろすまでに上る。ここは時間が惜しければ国道を行ってもいいかもしれなかった。
久慈川を右岸に渡ると次は下小川駅。周囲は昔ながらの雰囲気が残るが、駅舎は旅館の玄関のような建物でちょっと変わっている。駅の下流側の沈下橋から見る久慈川はとうとうと流れている。
国道に戻って淡々と先へ進む。山方宿駅の先で堰を渡って辰ノ口親水公園で一休み。ここからは
こちらのページ
を参考にして栄橋まで。
瓜連(うりづら)を通ってR118に合流し、目的地水戸へ最後のひとがんばり。予定よりだいぶ早かったので、一風呂浴びれるかなと携帯で水戸市内のスーパー銭湯を探すと、ホテルの近くにあることが分かったので、先にホテルへ向かうこととした。
水戸のビル群が迫り、那珂川橋、水戸市中心街の下を横断する梅香トンネルを抜けて、千波湖近くのホテル到着。新白河から水戸まで123kmを走った。
ホテルで一休みした後、スーパー銭湯へ往復。片道4km弱で今日の全走行距離は131kmとなった。