06/09/24 那須塩原から日塩もみじラインで蒲須坂まで

2018年3月21日サイクリング

那須塩原-塩原温泉-日塩もみじライン-鬼怒川温泉-蒲須坂駅 97km
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先週に続いて今週の週末もあまり天気がよくないと思っていたら、金曜日になってちょっと回復傾向になった。しかし台風が太平洋上を北上するため、北もしくは北東の強い風が吹くらしい。
そこで南東に進むルートを考えて、宇都宮から例幣使街道の未走破区間を走ろうかと思った。宇都宮へは前日夜に移動して泊まろうかと思って宿を探したが、なぜか宇都宮市内は全く空いていなかった。
そこで周辺でないかと探したら、那須塩原駅近くにあったのでそこを予約。なので例幣使街道はやめて、那須塩原から塩原温泉、日塩もみじ街道経由で鬼怒川温泉へ向かうこととした。
当日、見事な快晴の朝となった。8時前にスタート、ホテルから那須塩原駅新幹線口を通り南東へ進む。思惑通りに追い風に乗って楽々進む。ブリジストン栃木工場の北側から55号線に入る。新しい直線道路の道で車は結構なスピードを出して走っていくが右側に広い歩道があるので歩道を走る。
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稲刈始まる
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55号線


赤田地区で脇道に入り、水田、畑、牧場が点在する道をゆく。空気が澄んでいて、これから向かう山々がくっきりと見えている。
東北自動車道西那須野塩原ICからR400に入り北西に進路を変えて千本松牧場へ向かう。両脇に杉並木のある道だが、絶好の行楽日和の為かいつものことなのか行き交う車がとても多く、路肩がほとんどない道である。
千本松牧場の中を少し迂回し、R400で緩やかな坂をしばらく登って「道の駅湯の香しおばら」に到着。
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千本松牧場
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国道400号線
道の駅から山に入ってゆき渓谷の道に入る。この道も交通量は多く路肩は狭い。塩原温泉の送迎バス(ホテルニュー塩原)は無理に追い越をせずにしばらく徐行してくれた。
国道からちょっと下り、もみじ谷大吊橋へ。この橋は塩原ダム湖に架かる無補剛桁吊橋歩道としては日本最長の橋である。渡橋料が大人300円なので渡らずに写真だけ撮って引き返した。
ここから箒川渓谷を左に眺めながら行く、途中に何本も吊り橋があるのだが、いずれも国道から遊歩道でだいぶ歩いてくだらないといけない。
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もみじ谷大吊橋
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トンネル迂回歩道
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箒川、潜竜峡
福渡の先で箒川右岸に渡る、車は少なくなるが、アップダウンを繰り返す道である。高台に上ると前方に塩原温泉郷の街が姿を現した。
今朝はホテルの無料軽朝食しか食べていないので、おなかが空いてきた。左岸の国道に戻り、どこかそば屋は開いていないかと道の左右を見てゆくがまだ開店前だった。運良くもみじラインへ分岐する交差点にコンビニがあったので、ここで中華まんを食べて、おにぎりを買っておく。
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箒川右岸
ここから今日のメインの全長28kmの日塩もみじラインである。
日塩もみじラインへの上りは前半はきつい坂が続く。はじめに展望のきくところがあるが、その後は森の中をひたすら上る。
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登り始め標高680m
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標高800m
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標高900m
新湯温泉郷、ここからは視界が開け、勾配も緩やかに変わる。道沿いには野菜販売所が点在し、きのこ汁や味噌おでんも売られていた。料金所手前の店できのこ汁とさっき買ったおにぎりの昼食。
この先に料金所があるが、出口で精算なので通過。
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新湯温泉郷
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きのこ汁で休憩
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標高1000m、入口の料金所は通過
ハンターマウンテンとかかれた看板があった。何だろうと思い入ってゆくとハンターマウンテン塩原スキー場であった。紅葉の時期の10月7日(土)~11月12日(日)までロープウェイが運行されるらしい。
那須塩原市から日光市に入り、さらに上ってエーデルワイスリゾートスキー場の先ではっきりとした峠はないが最高地点標高1273mに達した。塩原温泉のコンビニから2時間30分であった。
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標高1100mハンターマウンテンスキー場
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標高1200m、那須塩原市から日光市へ
日光側に入るともみじの種類が書かれた看板が立ち、眺望もあちこちで開ける。
白滝には峠の茶屋とトイレあり。そこから少し下ると富士見展望台である。展望台から眺めていると下から1台のロードが上って来た。もみじラインで唯一見かけた自転車である。
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標高1150m富士見展望台
ここから一気に下ってゆくが、急なヘアピンカーブが続く。
止まって日光に当たると暖かいが、走行中は長袖を着ていても寒い。
もみじの季節は最高だろうけど、かなり寒くなっていそうだ。
遠くに龍王峡ラインの橋脚が見えてきた。終点近くの太閤下ろしの滝も道路からちょっとだけ覗く。料金所で2台分¥100を払う。
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標高500m終点間近
龍王峡からR121に入る。鬼怒川温泉駅手前の踏切で国道は踏切を渡るが、そのまま直進すると鬼怒川温泉街の中を過ぎて鬼怒川温泉駅に着いた。
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ハイセイコー食堂
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鬼怒川温泉駅
ここからずっと線路の西側の一般道を走り、小佐越駅の先でR121に戻る。
今市への分岐となる高徳交差点。目的地をJR今市駅か、東北線の蒲須坂駅かを時間と疲れ具合で判断をするつもりだったが、蒲須坂まで行くこととする。あと26kmだ。
ここからは特定のルートは決めてなく、GPSのルートに従って進んでいった。まずは県道77号を走っていったがだんだんと車が多くなってきたので脇道へそれる。すると、GPSが示すルートも大きく変わった。ここから駅までの鬼怒川の北側ルート(といっても川はほとんど見えないが)は畑あり田んぼあり、森の中の小さな峠ありといい道の連続だった。
東北自動車道、東北新幹線と交差し、東北線の踏切を越えて右手の蒲須坂駅へ。宇都宮方面の電車は7分後だったので急いで輪行準備をする。列車到着の放送があり、あわてて跨線橋を渡ってぎりぎりセーフ。
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蒲須坂駅
久しぶりの標高差1000m&距離100kmの厳しいコースだったが、前泊したためか体力的に余裕があった。これからもこの方面に来るときはなるべく前泊した方がいいなと思った。