徳山-欽明路峠-錦帯橋-岩国-宮島-広島 104km
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4泊5日のツーリングも今日は4日目となった。
今日はは徳山から新幹線では2駅先の広島まで走る。
まず、前半の徳山から岩国の錦帯橋までは、こちらのページを参考にして、旧山陽道ルートを辿り、後半は国道2号をメインで時間があれば宮島による予定である。
朝はホテルのバイキング。中学生の運動部の大会があるらしく、中学生の団体に囲まれながら朝食を取り7:30に出発。
徳山市街を抜けたところから、旧街道らしさが出てくる。昨晩行った居酒屋に置かれていた地元の醤油店を見つける。
新幹線に沿って、花岡市(いち)、塩売峠(しおりがたお)、久保市(いち)と旧街道の雰囲気が残る街並みを行く。
久保市を抜けると国道2号だが、ぜんぜん車が来ない閑散とした道、なぜだろうと思っていたらこの先でバイパスと合流した。バイパスがが完成して旧道となった国道2号だったのだ。
ここからはさすがのR2大幹線道。車はひっきりなしである。この先3箇所の旧街道分岐がすべて右側になるので、右側の歩道を行く。
呼坂市(いち)でR2と離れ、高水駅を過ぎると中山峠への上りにかかる。
中山峠。ここから岩国市で郡境碑が立てられている。
一気に下って島田川沿いののどかな道から、高森市(いち)、玖珂市(いち)と街に入り、前方に山が迫ってくると欽明路である。
旧山陽道の難所と言われた欽明路峠であるが、上ってみたら道路工事中で趣も何もない峠だった。
しかし、欽明路峠の前後はいい感じで、下りの二軒家、柱野市、古宿と、旧道は車もほとんど走らず快適なダウンヒルを楽しめた。
錦川鉄道の御庄駅からは、右手に新岩国駅を眺めながら緩やかにカーブを描く御庄宿の道、御庄川を渡ると錦帯橋いざない街道に入り錦帯橋へ向かう。歩道はいい状態である。
岩国城址の山をぐるっと周るようにすると錦帯橋の右岸(山側)に到着(11:30)。歩いて錦帯橋を往復し、串焼きと岩国寿司で軽い昼食とする。
上流の錦城橋で左岸に渡り参道を進むと西岩国駅に着く。この西岩国駅はかつては岩国駅であり、重厚な駅舎がいまでも残されている。
岩国市街へ向かう途中で、日米親善デーのデモフライトの戦闘機が遠くで旋回し、轟音を響かせていた。
岩国市内を通りR2へ。大竹市に入ると宮島が右手に現れた。R2とわき道を行ったりきたりして、大野浦駅からは大きく迂回して宮島口に着く。(15:00)
時間に余裕ができたので宮島往復することとした。JRの連絡線と並んでいる宮島松大汽船のフェリーに向かう。自転車は人と一緒並んでそのまま乗船する。
宮島は二人とも、高校時代の修学旅行で来ているので、厳島神社には参拝せず、島内をポタリング。鹿があちこちにいるが、羅臼のエゾシカほど大きくないし、ほとんど寝ているのでのんびりした雰囲気がいっぱい。
船で戻って、あとは広島まで20km弱。
R2を進むと、廿日市からは自転車原付専用レーンがあり、自転車乗りにはとてもやさしい町である。西広島から広島電鉄が道路を走る。それに沿って走り、平和公園近くの宿に18:00に着いた。
広島は今日までフラワーフェスティバルが行われていたので、街中はとっても賑やかである。2日続けての100kmオーバーの走行距離となった。