05/04/09 御殿場から箱根山林道で湯河原まで

2018年3月21日サイクリング

050409

 先週の土曜日の走行記録です。
ルート 御殿場駅-北箱根山林道-函南原生の森-箱根山林道-伊豆山-湯河原-自宅
距離 御殿場-湯河原  68km
    自宅までトータル 122km
 御殿場から北箱根山林道、箱根山林道を通り、熱海経由、伊豆山越で湯河原まで走りました。


 このルートだが、実は前日までは北箱根山林道の存在を知らなかったので、湯河原からスタートして熱海峠から箱根山林道で山中新田まで出た後、さらに続く道(北箱根山林道だった)を3kmほど進んだところから裾野に下りる予定だった。
 しかしこの山中新田からの道がMapfun地図で見ると繋がっていない。先日の早川の件があるので調べてみると、家にあった箱根の登山地図では「北箱根山林道」であり、なんと御殿場まで繋がっていることが分かった。
 結果、ルートは湯河原-御殿場とし、標高が高い御殿場からスタートとすることにした。
 御殿場駅の東口からスタート(08:05)。東名高速をくぐり、乙女峠への道へ入る。「フェラーリ博物館」を過ぎて間もなく、R138と合流する手前に北箱根山林道の入り口がある。
 北箱根山林道は、箱根山の外輪山中腹、御殿場線と芦ノ湖スカイラインの間を南北に走っている。三島市、裾野市、御殿場市に渡り、総延長は36.155km、標高450m~700mにある。
 正式名「広域基幹林道北箱根山線」、愛称「箱根やまなみ林道」と言い、延長36.155kmである。
 ネットで調べた情報だと一部ダート区間もあるとのことだったが全区間舗装されていた。
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 林道に入り(08:25)、坂を上って間もなくゲートがあるので横を抜ける。この先に仏舎利塔の裏側から御殿場市と富士山を眺めるスポットがある。ところどころ枯葉に埋まりつつある道を10分ほど走ると再びゲートがありいったん道が途絶えるが、広い道を少し登ると右側に林道の入り口が現れる。
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 先ほどの区間は枯葉に埋もれていたが、ここからは自動車も通る関係かきれいな状態である。左手の山の視界が開けると、長尾峠へつながる「長尾丸山ハイキングコース」と交差する。少し上に二子山五本松展望台があるので登ってみた。5本の松が立ち並び、丸太のベンチが設置されている。ここからは富士山を正面に見ることができる。(08:50)
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 しばらく下り坂が続き、450mまで降りると交差点に出る(09:00)。交差する道は富士岡から上り、御殿場GC、ベルビュー長尾GCを経て長尾峠で至る。
 ここから標高700mまで上ることとなる。木々に囲まれカーブが連続する同じような景色が続く。時折富士山がちらりと顔を出すが景色を楽しむところはほとんどなく、車と1~2台すれ違っただけでピークに到着(09:40)。
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 下ってまもなく御殿場市と裾野市の境界地点。標識が立てられており、国道1号(三島側)、国道138号(御殿場側)への距離が書かれている。「国道1号まであと20km」まだまだ先は長い。
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 変電所の脇を通って、標高500mまで下ると国道337号仙石原新田線と交差(09:50)。この道は湖尻峠に至る。
 林道は幾つもの尾根と谷を越えていくため、相変わらず細かなアップダウンとカーブの繰り返し。あまりの変化のなさにちょっと飽きてくる。
 時折、枝林道が分岐しているが、1箇所だけ「4Km先に温泉」の看板が立てられていた。
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 大きな谷に周り込み、谷の突き当たりで山合橋を渡ると、ここで裾野市から三島市になる。(10:30)
 三島市に入っても景色は変わらず。久しぶりの交差点が現れる(10:40)。交差する道は裾野から上り、芦ノ湖高原別荘地の横を通って芦ノ湖スカイラインに繋がっている道で、当初の予定は林道を三島側から入って、ここから裾野に下りる予定の場所であった。
 コンクリート舗装の細い道で、芦ノ湖方面は「関係者以外立入禁止」の柵が立てられていた。
 少し先では「推定平安鎌倉古道」と交差する(10:50)。案内板が立てられており、気になったので後で調べてみると、かつてはこの道が東海道の主要道であったらしい。
 次第に周りの様子が変化してきて、箱根少年自然の家を通るとまもなく終点(林道起点)に到着した。(11:00)
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 この林道の走行、2時間半で出会った自動車十数台、バイク1台、散歩中の犬2匹、ねこ1匹、自転車は0であった。
(R1に入って上り始めたところで後ろからロードがやってきて林道へ入っていった。惜しい)
 さて、ここからはR1を少し走って、函南原生の森を通り箱根山林道へ向かう。
 山中新田の街を過ぎて歩道橋の場所から右に入り、旧東海道の石畳を100m位ゆく。右側の砂利道に移り、かなり悪い状態のダートを1kmほど進み来光川の橋を渡ると舗装道路となり原生の森に到着である。(11:35)
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 ここには小さな池があり、休憩場所になっているので、昼食のおにぎりを2個食べて一休み。数組の観光客がいるだけで静かな場所である。原生の森へはここから富士箱根ランド方面の遊歩道を歩くらしい。
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 箱根山林道は北箱根林道に比べて道幅が細く、下り基調だったのでカーブでは注意しながら走った。原生の森から15分ほどで熱函道路(旧道)に出た(12:05)。
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 ここからは以前走ったことがある。熱海峠を越え(12:20)、姫の沢公園入り口からMOA美術館の案内通りに進んで美術館の前を通り、伊豆山神社、小学校前を通って湯河原方面へ伊豆山の上りにかかる(12:45)。
 伊豆山から湯河原へは、別のルートとして計画したが、体力が残っていなかったために断念した箇所である。今日は熱海峠からきたので、駅まで降りきらずに上り始めることができるからちょっと得をしている。しかし、いつものことだが一度下りきってからの上り返しは心身ともにこたえる。しかも高台に見えるのはビル群。延々と別荘地や保養所の横をゆっくりと登ってゆく。
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 ようやく標高390mのピークを過ぎ(13:15)、尾根の北側へ回ると木々の中の道になり、眼下には湯河原の街と真鶴半島が現れた。
 ここからは急な下り坂で湯河原へはあっという間に降りきった(13:30)。
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 予定のコースはここまでだったが、時間に余裕があるので真鶴道路、R1、R134、湘南海岸CRで自宅まで自走した(16:30)。