静岡駅-北街道-山切川-吉原温泉-高山トンネル-和田島-興津川-興津川CR-さった峠-由比-旧東海道-富士川-富士緑道-新富士駅
距離 65km
久しぶりに静岡へ行き、静岡駅から新富士駅までを走ってきた。今日のルートは、まず静岡駅から北街道で清水へ、ここから「五十三次自転車でござる」の「興津・江尻ステージ」のルートで興津へ出て、興津からは、さった峠、旧東海道、富士緑道を経由する。
新幹線で静岡駅へ。ルートは北口からだが、新幹線の改札を出ると南口がすぐ目の前なのでここで自転車を組み立てる。9:10スタート、西側のガードを回って北口へ出て、駿府公園の近くを通って北街道を走る。若干の下り坂に追い風でペダルが軽い。巴川、長尾川を渡ると正面に富士山が現れる。朝の新幹線の中では雲に見え隠れていたが、日が昇るにつれて雲が取れてきた。
東名高速に沿ってしばらく走り、山切川の橋を渡る(10:10)。ここからは五十三次自転車でござるのルートを行く。山切川沿いを緩やかな上り坂で次第に山間に入る。途中の川辺ではどんど焼きの準備も行われていた。標高100mを越えると左右に山が迫ってくる。吉原温泉の一軒宿から少し行くと吉原地区に着き視界が開ける。第2東名の工事が行われており、高架橋が3本並んで頭上高く東西の山を渡っている。
少しきつくなった坂を上るとまもなく高山トンネル(10:53)、標高220mは今日のルートの最高地点となる。トンネルを抜けると下り坂になり道幅も広くなり快適に下る。顔にあたる風が冷たい。突き当たりの三叉路では、「ござる」のルートではここで左に行き、やませみの湯に至るが、今日はこの部分はカットして右に行く。坂を下って和田島で興津川を渡る。
興津川に沿って下ってゆく。川面がきらきらと光るきれいな水が流れてゆく。途中で対岸に渡る橋に寄り道して記念撮影。道は次第に川から離れ街に入ると国道52号に合流する。小島の交差点で川岸まで向かい、すこし下流へ進むとサイクリングロードへと繋がる(11:47)。
興津川自転車道は全長約3.5Km。良く整備され舗装もよく走りやすい。途中、左右にみかん畑が広がり、道にはみでた枝にまでみかんの実がなっている。新幹線、東名高速をくぐり、東海道本線の鉄橋でサイクリングロードは終点となる(12:03)。
昼食後、再び興津川へ出て新浦安橋を渡り(12:55)、さった峠へ向かう。さった峠への道は、旧東海道ルートの中道と、東名高速に沿った道の上道とあるが、中道は遊歩道で階段もあるらしいので上道へ。「薩唾峠↑」の案内板に沿って坂を登る。勾配表示はなかったが森の中を直線的に上る道は15%は軽く超えていると思われる。標高約100mのピークに達すると目の前に突如と海が拡がりその向こうには富士山が現れる。脇には駐車場があり中道ルートとここで合流する(13:10)。駿河湾をぐるりと伊豆半島の先まで見渡せる。
みかん畑の中を下って倉沢、寺戸と通って由比へ。由比の道はこれが3回目となる。由比を抜けたところで国道を渡り山側の道で蒲原まで行く。今日はここから富士川まで旧東海道のルートを行く。蒲原の町では名所には立て札でその案内が記されている。蒲原を抜けると再び山へ向かう。東名の上にかかる橋からの富士山も見事。緩やかなカーブが続く道は旧道の趣きがいっぱいである。
富士川橋を渡り(14:30)、富士緑道へ向かうため北東へ。東名に沿って走ると潤井川、高速道の下流に身延線の鉄橋がある。ここから富士緑道で富士駅へ行く。富士緑道は身延線の旧線を遊歩道にした2Kmの道である。家並みの中を進み、途中で大きな道を横断しながら、最後に工場の間をカーブして通ると富士駅に到着(15:11)。
富士駅から東へ1kmほど行ったところのスーパー銭湯「湯らぎの里」で一休みしてから新富士駅へ。夕焼けに染まる赤富士がすばらしかった。
山切川
高山トンネル手前の坂
和田島のとっくりと第2東名
興津川
興津川自転車道
さった峠
旧東海道風景
富士緑道
赤富士