いよいよ駅伝の季節がやってきました。まずは10/10(日)に2年ぶりとなる出雲駅伝(第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走)が開催されます。
いつものAI順位予想です。過去10年以上のデータから、各種の評価パラメータを設定して評価値の算出を繰り返し、結果を得ます。
年度最初の大会であるので予想の精度は悪いと思ってください。
今年は宇迦橋が工事で仮橋となるため、名物の大鳥居を迂回して仮橋を渡ります。そのため1区と6区の距離が実質約40m長くなります。(公式距離に変更はありません)
出雲駅伝が全日本大学駅伝・箱根駅伝と異なることは周回コースで行われることです。そのため区によって向かい風となるところと追い風となるところがあります。当日の風向きと選手の特性がうまく合えばかなり有利となります。
1区から6区各区間ごとの進行方位の分布図です。
図の制作方法は、方位を8分割し各区間の進行方向の方位の距離積算し、方位ごとに扇形の大きさに展開しました。
出雲駅伝のコースは、反時計回りに1周+1/4周の周回ルートなので、区間ごとに方位がほぼ固定し、大きく異なることが分かります。つまり、当日の風向・風速による影響が少なくないと言えます。
過去大会の風向・風速をまとめました。データは気象庁アメダスの出雲および斐川観測所の大会当日14時のデータによります。
2014年は台風の影響で中止となりました。
結果を眺めてみて分かることは「南」という文字が出てこないことです。基本は北風ですが、東寄りか西寄りかは当日の天気次第ですね。ただし、北寄りに近づくほど風速が大きくなっていることが分かります。
また、コースの北側には島根半島の山がありますので、純粋に海からの風でなく、山を回り込むことから、場所、時間帯による細かな変化が多そうです。
10/8AM時点での予報では、南寄りの風、1m~2mと穏やかな風です。予報に変化がありましたら更新します。
過去の駅伝順位予想一覧 ページ下部のリンクから参照ください。