フレームバックのまとめ記事です。
BD-1のフレームに小物を取り付けるための台座を付けました。
今回の改修は、2年前に北海道ツーリング用に取り付けた「リクセンミッドシップ・プロト」が始まりとなります。
リクセンミッドシップはフレームの両側にバッグを付けるものでしたが、北海道ツーリング以外では使うことがないので、LEDライトの取り付けに利用しました。
その後、しばらくは変更がなかったのですが、これまでシートポスト後ろに付けていた工具入れを移動することにしたため、今回の改修となりました。
作業したことは、まず、折り曲げの入ったアングル金具2本を繋げ、フレームにあたる所には1mm厚のゴム板を適当な大きさに切って接着しました。一本化した金具の前後を水道管用のバンドでフレームに固定します。この延伸のアイデアは以前にコメントでいただいたものでした。こうして長さ30cm程となった台座に、まずはリクセンカウルのASシリーズアダプタを取付けました。
アダプタの加工をする必要なく、プラスドライバだけで取り付けることができます。前部にはこれまでと同じくLEDライトの取付け用の部品を付けてバッテリー部分を固定しました。
次に、ASアダプタにリクセンカウル・シェルの工具入れを取り付けます。折りたたみ時のハンドルポストとの位置関係から、この位置が最適でした。
こうして取り付けた後に1日走って試験をしましたが、心配していたペダリングで工具入れと足が干渉することはなく問題はありませんでした。気になったのは乗り降りするときに足が当たることはありましたが、これは体験を重ねることで自然に体が勉強して、避けるようになると思っています。
こうして、工具入れを移動してシートポストの後ろの空間を空けました。この空けた部分にリクセンカウルエクステンダーの位置を下げて、取付け荷物の重心を下げる事が最大の目的です。
・・・でしたが、もうちょっと工夫の仕方があるのではないかと悩むところです。
BD-1のフレーム上に付けるバッグを製作(既製品から加工)しました。
まず、これまでのBD-1ミッドシップの履歴をまとめます。
初代:「リクセンミッドシップ・プロト」北海道ツーリング用でした。
二代:「BD-1に3WLEDライトを付けた」初代の台座を流用しました。
三代:「BD-1ミッドシップ台座」シートポストの後ろにつけていた工具入れを移動しました。
四代:「リクセンカウル・マイクロボトルバッグとBD-1」ボトルバッグを追加しました。
これまでバッグなどの取り付けの可能性を探って、このような変遷を辿りましたが、今一度考えを整理しようと先月からあれやこれやと悩んでいました。
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その結果、四代では工具入れとボトルバッグ(救急キット入り)が別々になっていますが、それを一つのバッグにまとめればいい。それに適したいいバッグはないかと東急ハンズやホームセンターを眺めてきて、なかなか見つからなかったのですが、最近藤沢のビッグカメラで発見したのがこれ。
「三脚ケース」。種類はいろいろありましたが、長さが短く、形のしっかりとするものを購入しました。
サイドポケットは切り外し、手提げ用バンドの縫いつけは根本部分まで切って適度な長さに切断します。バンドの片側にベルト用のバックルを取り付け、バンドの先端はチャッカマンでほつれ防止をします。
シートポスト側になる端部には、「リクセンのハンドルバークランプ31.8mm」をタイラップで固定します。
バッグの2本のバンドをフレームの下側に巻き付けて取り付けます。
リクセンのクランプはシートポストにはめ込み。シートポストの径が太いので本来は適用外ですが、固定用クリップとしてはカチッと決まります。
この状態で試運転をして確認しました。幅が拡がらなければペダリングに問題はありません。
折りたたみ状態。サドルを斜めにして干渉しないようにします。ハンドルとサドル間にすっぽりと入るので輪行袋に入れても大きさは変わりません。
バッグの中にはまだ何も入れていないのですが、工具、救急セットはまず入れます。あとはペットボトルとか小物を輪行状態を想定しつつどれだけ入れられるか。また、型崩れ防止のシートと、内部の仕切り加工など改良することは残っています。
※参考にしたのは「フレーム帆布バッグ」ですが、折りたたみ時に取り外す必要がない分は利点だと思います。
フレーム帆布バッグ
今日は雨だったので玄関でBD-1ミッドシップバッグの改良をしました。
先週末に一日使ってみて出てきた問題点は次の通り。
・バッグの幅が拡がり足がこすれる。
・前部がハンドルの折りたたみ部分と少し干渉する。
・バンドによる固定は安定しない。
そこで今日改良したことは、
・バッグの前後を逆にした。→ハンドルの折りたたみ部分との干渉がなくなり。
・足との干渉するところの幅を広がりずらいように、補強を入れる。
・バンド固定をやめ、以前使っていた水道ホースバンドに変更してがっちりと固定させる。
これでだいぶ良くなったと思いますが、試運転ができないので外観の写真だけ載せます。(後ろがごちゃごちゃしていてすみません)
「BD-1ミッドシップバッグその2」で改良した後、先週と今週で試しました。
外観とバッグ部分の拡大。
バッグの前後2ヶ所から、フレームに巻きついているのが固定バンドです。バッグの底部がフレームの上半分に覆いかぶさるようになっています。
固定がしっかりしたため、走行中にずれることがなくなりました。
輪行袋へ入れたときの様子。
折りたたみに支障なく、すっぽりと収まります。ただ、これまでは袋の中の隙間にヘルメットを入れることもできたのですが、それは難しくなりました。
あとはバッグに入れるものの整理と、収納方法をうまくすることが残っています。
BD-1ミッドシップバッグを付けて3ヶ月経ちました。
細かな改良と、北海道ツーリングを含めた実戦を経て、ようやく形が落ち着いてきました。
今日は、常設となった工具箱の紹介です。
ミッドシップバッグを上から見たところ。ふくらはぎの内側が若干こすれますが、そこは我慢しています。
上の写真の下の部分(足のあるところ)に工具箱が入っています。バッグにフィットしたサイズのプラケース(100円ショップ、228mm×90mm×67mm)を使いました。
工具箱の中は、工具袋(100円ショップ)と、チューブ2本入りの袋(三ヶ島のペダルケース)、救急セット、結束バンド(タイラップ、インシュロック)です。
チューブ入れにはシュワルベのチューブ2本、救急セットにはバンドエイドと消毒ガーゼが入っています。
工具袋の中は、1.5mm~6mmと8mmアダプタのアーレンキー、ミニモンキー、スパナ(8mm,10mm)、チェーン切り、タイヤレバー、スピードレバー、+-切替ドライバ、ミニラジオペンチ、イージーパッチ数枚、ブレーキワイヤ2本+シフトワイヤ1本です。
工具箱の総重量は845gです。あるとないとで重さの違いは若干感じますが、安心感はぜんぜん違います。
前回の「BD-1ミッドシップバッグその4-工具箱」から4ヶ月が経ち、使い方もそろそろ安定してきましたので、現状を紹介します。
外観、取り付け方は変わっていません。
ツーリング時状態で、バッグのファスナーを開けたところ。保温ボトルがまずでてきて、すぐ取り出すことができます。
中身の一覧。500mlの保温ボトル、輪行袋、ライト(夜間のみ取付)、ポンプ(大きめ)、ポンプ延長チューブ、工具一式は「その4」のままです。輪行時は袋がなくなりますので、代わりにもう1本の保冷ボトルを入れて、そのまま折りたたみ収納ができます。
いままで分散して取り付けていたものを、まとめて入れることができ、輪行時もそのままなので、だいぶ使い勝手が良くなってきました。ただ、雨カバーがまだないので早く作らないといけないと思っています。
BD-1(2代目)ミッドシップバッグの中間報告です。
初代では「BD-1ミッドシップバッグその5」で充分利用できていたのですが、2代目のフレーム形状が微妙な曲線であるために、このまま取り付けることができず、いい方法はないかと迷っていました。
しかし、ここに搭載していたものをバッグに入れるのも大変なので、少なくとも工具だけは何とかしようと思い、ガラクタ箱の中から探し出して、間に合わせで作りました。
だいぶ前に使っていたボトルフォルダーを2個使って、水道用品のステンレスバンドで固定。中に工具一式、ポンプ、予備チューブを入れるとちょうど一杯の容量となり、形を整えています。
岡山鳥取ツーリングの前日に突貫で作りましたが、飛行機輪行、列車輪行ともこなして問題なく使えています。
でも、以前のようにもっと大きくして輪行袋やボトルも一緒に入れられればもっと便利なので、いいバッグ、いい改良案がないかと思案の日々です
BD-1(2代目)にミッドシップバッグを取り付けました。
□これまでの経緯
初代では「BD-1ミッドシップバッグその5」のように取り付けていたのですが、2代目のフレーム形状により、それまでの方法では取り付けることができなかったため、「BD-1(2代目)ミッドシップバッグ-暫定-」で対応していました。
しかしながら、工具と予備チューブ、ポンプで一杯になってしまい、以前のようにボトルやちょっとした小物を入れることができず、特に長期ツーリングでは不便を感じていました。
そんな時に、コメントでトップチューブバックの一例を紹介していただき、「なるほど」と思って再度、バッグとBD-1を眺めつつ取り付け方法を考えました。
□取付方法
バッグの前側は初代と同じくステンレス自在バンドで固定しましたが、後側の取付を変更しました。
「BD-1 TYPE-3 リアキャリア」取付用などに利用されるフレームの台座を利用し、フレームの幅+αの長さの棒ネジをフレームに通し、そこに棒ネジを通す穴をあけたバッグを被せるようにします。某ネジの先端がバッグの内部に出てくるので、蝶ナットで固定しました。
前後の固定でバッグを引っ張るようにしたため、フレーム形状に沿わずに取り付けることができ、後ろ側の固定箇所は外側からは見えないため以前に比べてスッキリとなりました。
□テスト
ひとまず完成したので、先日のしまださんのポタ参加に合わせて輪行の試験と1日の走行で、問題がないことを確認。再びミッドシップバッグが復活しました。
※さくまさんに質問されましたが、このバッグは手作りではなくて、市販の三脚ケースを利用しています。形がしっかりしていて、長さがハンドルポストとシートポストの間に入るサイズ(50cm位)の物を選びました。